おたふくかぜから難聴に

おたふくかぜの合併症で難聴になった人が、2015、16年の2年間で少なくとも336人いることが6日、日本耳鼻咽喉科学会による初の全国調査で分かった。詳細が判明した314人の約8割に当たる261人が、日常生活に支障を来す高度難聴または重度難聴だった。全体の約半数に当たる154人が5~10歳で、子どもが難聴になるケースが多かった。学会は「先進国で定期接種でないのは日本だけだ。急に何も聞こえなくなって一生後遺症に苦しむ現実がある」として予防接種を勧めています。2017年9月7時長崎新聞記事にて。